犬の鑑札の手続き方法 / かかる時間を解説
犬の鑑札とは、簡単に言うと犬のマイナンバーです。
子犬を迎えるにあたってこの鑑札の仕組みがよくわからなかったため、覚え書きとして残したいと思います。
- 犬の鑑札とは
- 犬の鑑札に記されている番号とは
- 犬にはなぜ鑑札が必要なのか
- 鑑札/注射済証がないとどうなるのか
- 犬の登録と鑑札の手続き方法
- 犬の登録、鑑札、注射済証の手続き方法1
- 犬の登録、鑑札、注射済証の手続き方法2
- 急ぐ人は役所へ、急がない人は動物病院を通じて申請をしましょう
犬の鑑札とは
犬を買い始めた時に「私は犬を飼い始めましたよ」「この犬は、この飼い主が飼っていますよ」と都道府県に申請する義務があります。
その申請をした時点でもらえる犬の番号が記された札のことを鑑札と言います。
鑑札をつけていること(=犬の登録)は法律で義務付けられています。
犬の鑑札に記されている番号とは
単純に、犬のマイナンバーです。
犬1頭につき1つの番号が付与され、一生その番号がその犬の番号となります。
犬にはなぜ鑑札が必要なのか
鑑札が必要な理由は2つあります。
1つ目は、犬の身分を証明するためです。
例えば犬が脱走した時に鑑札があると、「山田さんの犬」だとわかります。
飼い主の元にスムーズに戻ることができるのです。
2つ目は、狂犬病の予防注射を接種させるためです。
狂犬病にかからないために、日本に生息する犬の頭数を把握すると同時に
狂犬病の予防注射を接種させるため、予防注射の案内を送るために鑑札=飼い主を把握することが必要です。
鑑札/注射済証がないとどうなるのか
鑑札がないと、犬の飼い主が誰かがわからなくなり、
もしも脱走した際などに「飼い主が不明の犬」となり、保健所に送られます。
飼い主がわからない犬は、
狂犬病予防ワクチンや、
その他の必要なワクチンを接種をしたのかどうかなどもわからない。
また、飼い主がいない犬をずっと育てておく施設などもないため、
行政で殺処分という選択が取られることがあります。
犬の身分を証明するため、飼い主は山田さんですよと証明するため、
日本国で狂犬病などの病気を予防するために、犬の鑑札は必要です。
犬の登録と鑑札の手続き方法
登録方法は主に2つあります。
1.都道府県の役所に申請に行く
2.動物病院で申請する
それぞれの内容を解説します。
犬の登録、鑑札、注射済証の手続き方法1
都道府県の役所に申請に行く方法は、その通り、自分の住民票を預けている役所に行 く方法です。
手続きにかかる時間は10分でした。
その際の持ち物は、飼い主の身分証明証と、狂犬病の予防注射の証明証です。
狂犬病の予防注射の証明証は、動物病院で狂犬病予防注射を打った時にもらえます。
この証明証も持参することで、狂犬病の予防接種を注射済であるとする証明証も同時にもらえます。
役所では窓口で案内され、書類を記入します。
住所、氏名、連絡先、犬の名前などを書類に記入。
飼い主の身分証明証を見せます。
身分証明書はコピーを取られた(はず、確か)と思います。
狂犬病の予防注射の証明証もコピーを取られたと思います。
そして書類を書き終えると、その場で、役所の人が封筒を持ってきました。
その封筒の中に、鑑札と、もう1つの札、計2つの札が渡されます。
もう1つの札は、「この犬は平成●年度の狂犬病予防注射を打ちましたよ」と証明する札です。
「この札を首輪につけてくださいね」と言われて、手続きは終わりです。
驚くほどあっけなかったです。
犬の登録、鑑札、注射済証の手続き方法2
動物病院で申請する方法は、その通り、
動物病院を通じて申請を行い、申請後手続が行われ、
郵送などで、鑑札と狂犬病の注射の証明の札を受け取るものです。
こちらのブログ記事が参考になったのですが、
動物病院によっては、複数の申請をまとめて行うため時間がかかるそうです。
なんとリンク先のURLによると、こちらの方が通っていた病院では
1ヶ月分の申請をまとめて行なっていたそうです!
ただしそれは動物病院それぞれの事情なので、別に悪いことではないですよね。
しかしつまり、申請と鑑札/注射済証が届くのにかかる合計の時間に1ヶ月〜1ヶ月以上かかるということ。
ドッグランの登録や何かの証明などで
急ぎで犬の鑑札や注射済証が必要な際は、自分で役所に行き申請をしましょう。
急ぐ人は役所へ、急がない人は動物病院を通じて申請をしましょう
なんだかかたい記事になってしまったな〜
しかしこの記事に書いた、
「鑑札ってなんなの?」
「なんでつけないといけないの?」
「どうやって申請するの?」
「申請にかかる時間ってどれくらいなの?」
という疑問を解消してくれる記事や文章などが犬系ペット系のサイトなどの
どこにも書かれていませんでした。
なので自分で、「あの時の自分が知りたかったことはこれだよ!」という項目ををまとめました。
我が家もまた犬が増えるかもしれませんし、その時に思い出すためにも。
この記事が、初めて犬を飼う方などの参考になるといいなと思います。
登録も装着も狂犬病の注射も義務なので、もれなく行なってくださいね。
したらしたで、散歩中などに鑑札/注射済証をつけていない犬に出会うと
少し身構えるようにもなりました。
この話はまた今度!