犬ブログ

ゴールダー(ゴールデンレトリーバー×ボーダーコリー)の成長記録と、犬について調べたこと、知ったこと。

犬が捻挫・打撲をした時の記録【ミックス犬ゴールダー5歳】

2023年10月、我が家の愛犬ちゃんが捻挫・打撲をしました。

f:id:inu0813:20231022103052j:image

 

愛犬ちゃんの犬種は、ゴールデンレトリーバーとボーダーコリーの雑種犬です。
ゴールダーとも呼ばれます。

 

今回の犬の捻挫・打撲の対応を経て、私自身も色々とググりました。

このような時のことこそインターネッツの世界に記録しておくことで、他の飼い主さんの飼い犬が同様の症状になった際に参考になるのでは?と言うことで、記録することにしました。

結論としては、現在は回復しており、お散歩の量も元通りに回復傾向です。

ようやく毎日涼しくなり歩きやすい季節になってきたので、1回の散歩に1〜2時間くらい使って飼い主のダイエットも兼ねて一緒にたくさん歩きたいのですが、それはまだ様子を見てから、になりそうです。

何が起き、どのような時系列で対応をしたの?

ここでは起きたこととその対応を書きます。

月曜午前

飼い主1が愛犬の横に立った時に、「キュウン」と鳴き、慌てて起き上がる。

この時に犬の脚を踏んだり毛を踏んだりはしていない。

月曜午後

飼い主1が愛犬の横に立った時に、「キュウン」と鳴き、慌てて起き上がる、この事象が再度発生。

飼い主2が犬を外に連れ出してから帰宅、ハーネスを外すときに「キュウン」と鳴く。

ここで「さすがにおかしいのでは?」と判断。

月曜夕方

動物病院へ行った。

この時、歩く様子は全く問題なく見えた。排尿排便も問題なし。

動物病院での待合室では、良い姿勢できちんとお座りをして待つ。

後述しますが、ここでは外耳炎の対応をされ、捻挫や打撲関連の処置は一切なし。

月曜夕方〜夜

犬の様子が明らかにおかしく、また、歩く際に左前脚をかばうような、力の入らないような歩き方をする。普段は呼べばすぐに来るが、しんどそうで、立ったり寝たりもままならなさそうな様子。

夕食の時も、前足に踏ん張りが効かないような、左前脚をかばうような仕草。

ここまで弱っているような様子は初めて。

ここで、外耳炎などではなく、左前脚に異常があるのだと確信。

明らかに憔悴しているような、弱っているような状態。人間の布団に横になると、そのまま1時間ほどぴくりとも動かず眠る。(動物病院で疲れていたなどもあったと思うが)

飼い主たちは犬の弱りきった様子に仰天してしまい、飼い主たちも夕食後、犬の横で過ごして様子を見守る。何かが急変したらどうしようと言う焦りや心配もあった。

人間たちの睡眠時、普段は人間の敷布団を2枚敷いて、人間2人の間に犬が並ぶような形で川の字になって寝ている。この日の夜は犬はケージに寝かせた。余計な動きが余計な負担になったり、人間に接触することで痛みを感じたり驚いたりして鳴くような事態を避けるため。

火曜朝

動物病院へ行った。

セカンドオピニオンとして使っている、少し距離はあるものの大型の病院へ徒歩で行った。

歩く際はとても嬉しそう、しかし、やはり少し歩きにくそうというか、左前足には力が入りづらいのか?、かばうような、その脚が地面につくのは短くなるような(良い言い方ではありませんが、いわゆる、びっこをひくという状態)、歩き方をしている。

排尿排便は問題なく、いつも通り時々マーキングもする。

 

待合室では前日と同様、良い姿勢できちんとお座りをして待つ。

 

獣医からはレントゲンを撮影するか、撮影なしで服薬をするか質問され、レントゲンを撮影してもらうよう依頼。
レントゲン撮影の結果、異常がないことが確認される。ここで、捻挫か打撲だろうという診断が出て、犬は痛み止めの注射を受ける。

飲み薬も8日分出してもらう。

日中、好きな場所で好きなように過ごさせるも、自ら自分のケージの中で過ごすことを選択し、ほとんど動きもなし。

夜、好きな場所で好きなように過ごさせる。

水曜

早朝、好きな場所で好きなように寝ていた犬が飼い主の布団へ。

少し元気そう?しかし、飼い主の布団で(犬自らの意思で)横になっていたところから、座ろうとした時に、「キャン」と鳴く。痛かったのでしょう。

朝、服薬1日目。
薬単体では口にしないので、薬と半分に割って、薬半分とボーロ1個の組み合わせで与えると食べる。これを2回繰り返して、薬1錠を無事に飲む。

終日、好きな場所で好きなように過ごさせるも、落ち込んでいる・元気がない・しょんぼりした様子で自ら自分のケージの中で過ごすことを選択し、ほとんど動きもなし。

普段は飼い主が料理をしていると必ず台所に来て、何かもらえるか期待しているような表情で座って控えているのですが、この日もその行動は全くなく、アンニュイな、疲れたような様子で寝ている。しかし目は空いており、家の中の様子を伺っているような様子ではある。

夜、合計で10メートルほど外を歩く。歩くこと自体はとても嬉しいらしく、「もっと歩きたい」的な様子ではあるが排尿排便後に3メートルほど歩くのみで帰宅しました。

木曜

朝、服薬2日目。
薬の飲み方は水曜と同じ。ボーロに頼って、薬1錠をボーロ2つで無事に飲む。

日中含め、水曜とほとんど変わらず。
しかし、動くときなどに「キャン」と鳴くことは無くなった。

明らかに多少は回復しただろうなという様子で、おもちゃをくわえてガウガウする、表情豊かになるなど、わかりやすく元気を取り戻している。

飼い主が料理をしていても台所へ来ない様子は、月曜からずっと引き続き。

お散歩は最低限、排便後、数メートル歩いてから帰宅。(排便直後に帰宅すると、「排便=家に帰る=家に帰りたくないからうんこを我慢する」のように覚える可能性があるため)

金曜

朝、服薬3日目。

明らかに元気になっている。

飼い主が料理をしていると台所へ来て様子を伺っている。これこれ!これが我が家の愛犬ちゃん!!

土曜(今日)

朝、服薬4日目。

ほとんど以前通り。

なぜ犬は捻挫・打撲をしたの?

ここが全くわかっていません。

いつどこで、どこをどう痛めたのでしょう。

実際のところ、本人(本犬)に話を聞けるわけでもないので、「捻挫・打撲なのかさえ正直わからない」かなと思います。

なぜ1軒目の病院でレントゲン撮影をしなかったの?

ここは仕方なかったとも言えるのかなと思います。

  1. 月曜、動物病院に行く時に、全く問題なさそうに歩いていた
  2. 月曜受診時の動物病院の待合室で、寝そべるなどもなく座って待てた
  3. 月曜受診時の診察室で、前脚を痛めている?可能性があったため診察台に乗せずに私と獣医が話していたら、犬自ら診察台に前足を掛けてきた
  4. 元々外耳炎持ちで、去年はその症状がひどく、その通院を続けていました。また、最近、耳を気にするような仕草が時々見られました。よって、1軒目の動物病院に連れて行った時点では犬の状態としては2点、「耳に衝撃が当たると痛いのかもしれない」「もしくは、前脚が痛いのかもしれない」が想定され、私もこの見立てを獣医に伝えました。その上で3のような行動が見られ、診察室への移動時などに犬自身のリードを引く力がとても強く、抱かれても痛がるような様子を見せない、などがありました。獣医が処置室で何をしたのか全てを説明したわけでも、説明するよう求めたわけでもないためはっきりしませんが、1軒目の動物病院の獣医の見立てとしては、脚を痛めている可能性が薄くなったのかもしれません。実際、月曜に受診した動物病院からの帰宅後に、わかりやすく前脚を痛がるような仕草が増えて、これは明らかに耳などではなく、前脚に異常があるのだとわかりました。
  5. この動物病院は処置が完全に飼い主からは隔離された処置室で行われたので、獣医が前脚を触診したのかなどは全くわかっていません(質問すべきでした)

 

ただし、飼い主2は「この1軒目の動物病院での対応時に、獣医からレントゲン撮影の打診さえなかったのはなぜか??」と言っていました。

私も、そう思わなくもないです。どこまでの脚の確認をしたのかなと思います。しかしながら、1軒目の病院では犬も脚が痛そうな様子を少なくともわたしには見せなかったのに帰宅後に痛そうな仕草が増えたことなどから「こんなに前脚が痛かったの!?」と驚きました。想像でしかありませんが、また獣医はレントゲンを撮影するのさえ全額自費であるため、「まずは以前受診歴のある外耳に痛みがある可能性があるのであれば、そこの様子を見たほうがいいのではないか」という判断になったのかもしれません。

犬の捻挫・打撲の対応で、結局いくらかかったの?

動物病院2軒に行きました。

2軒とも違う病院です。

 

1軒目は約5,500円でした。これは診察と外耳用の薬の処方です。

2軒目は約2万円でした。これは診察、レントゲン撮影、注射、痛み止め8日分です。

 

レントゲン撮影も高いです。だからか、「撮影せずに薬を飲むなどして様子を見てから、治らなければ撮影する、でもいい」と獣医に言われました。
原因や状況がわからないまま服薬をするのも何だか妙な気がしたことと、原因があるのかないのかはっきり知りたかったことから、撮影してもらいました。

犬の捻挫・打撲騒ぎから、飼い主は何を学んだの?

犬の捻挫・打撲騒ぎで学んだことは主に3つあり、

  1. 足腰にいい、骨に良い食事や生活をさせてあげたい気持ちが強まった
  2. いつまでも元気なわけではないことを再認識した
  3. 犬の元気がなくなると、飼い主も想像していた以上に精神的に弱ることがわかった

・・・の以上です。

1.足腰にいい、骨に良い食事や生活をさせてあげたい気持ちが強まった

見出しの通りですが、骨を丈夫に維持してあげなくてはいけないなと思いました。

カルシウムの摂取や日々の運動などを適量に維持して肥満の状態にしないなど、足腰に負担をかけない生活を与えてあげるために、知識を深めます。

2.いつまでも元気なわけではないことを再認識した

愛犬がここまでわかりやすく弱ったのは初めてでした。

愛犬の、元気がない姿から、「おもちゃでガウガウと遊べるのは元気だからなのだ」とか、「おもちゃで遊ぼうと誘ってくる時にはなるべく遊んであげるようにしないと」とか、「歳を重ねて体がままならなくなったらこうなってしまうのだな」とか、色々と考えました。

3.犬の元気がなくなると、飼い主も想像していた以上に精神的に弱ることがわかった

2に連動して、飼い主1(私)も、飼い主2も、非常に弱りました。

厳密にいうと飼い主2はこれまでに大型犬複数と暮らしてきた人です。わたしよりもよっぽど、犬との暮らし歴が長い、丈夫で強い人です。
しかし飼い主2は、特に、愛犬が弱った初日の夜は心配していて、、、普段の夜のルーティンの過ごし方や趣味などを何もせず、愛犬の横で過ごして、時々愛犬を撫でたり見つめたりしていました。
飼い主1であるわたしは、飼い主2の初日の夜の様子を見て嬉しくもあり、同時に、飼い主2が自分のことを全て取りやめて犬に寄り添う様子から、怖さも感じました。ああやっぱり、犬の今の状態、良くないよね、、、と。

 

わたしは、犬の具合が悪くなった初日よりも、2日目と3日目あたりがとても悲しかったです。

 

いつもの愛犬は、1日中色々な動きをします。

外から物音がしたら顔を上げて耳をそばだてるような様子を見せたり、立ち上がって玄関の方に行ったりします。

飼い主たちが動き回ると、彼女もついてきたり、過ごす場所を変えて飼い主たちの様子を見つめたりします。

飼い主たちが何か食べようとするとすぐに気づいてすっ飛んできます。

わたしが料理をしていたら台所に来て、わたしのことを見つめます。

わたしが仕事をしていると時々椅子の横に来て、鼻を押し付けて存在をアピールするような、遊びに誘うような目で見つめてきます。

時と場合によって、フローリングの床で寝たり、飼い主たちそれぞれの足元で過ごしたり、絨毯の上にいたり、飼い主たちの布団の上にいたり、リビングにいたり、好きな場所で好きなように過ごしています。

わたしが寝ていると横にきてそのまま寝たり、前脚でわたしをちょいちょいとつついて体勢を変えさせ、左懐あたりに包まるように丸くなり、わたしが後ろから抱きしめるような体勢になって2人で丸くなって眠ることがあります。

このような、彼女の毎日のいつもの何気ない動きが全くなくなってしまって、力が抜けたように元気のない様子で自らの意思で彼女のケージの中で神妙な表情で静かにしている愛犬を見ると、とても胸が痛みました。

 

普段も、わたしと愛犬は、言葉を交わすわけではありません。でも、思うように動いたり過ごしたりしていた犬が何らかの理由で捻挫や打撲をすると、こんなにも行動量が減り、しなくなる、できなくなる、痛みに集中してしまい周りのことを気にしなくなるのだなとわかりました。いつもの仕草を全くしなくなって寝ている犬を見ているのはとてもつらかったです。

オーバーリアクションだとわかっていますが、このまま原因不明だとか痛みが取れないとかそんな展開になったらどうしようとも考えていました。犬は前脚に力を入れて歩くのに、そんなことになったら、、、と。

ただし、愛犬が初めてここまで弱ったことを経て、犬は弱ったらこうも変わるのかとか、わたしもここまで落ち込むのかとか、わたし自身が初めての経験や学びを得ました。

愛犬ちゃんを守るために、わたしが強くならないと!

 

 

今回、色々と行動したことや考えたことを経て、改めて愛犬を大切にしようという気持ちを再認識しました!

彼女と一緒に過ごす時間を大切にします。

 

世界にはさまざまな状況の中で、「ただ普通に生活をする」ことさえもままならない、ままならなくなってしまったような人たちもたくさんいます。
そんななかで、わたしやわたしの周辺の大切な人たちが安心安全な暮らしができていることが、なんと恵まれていることか。。。

 

みなさんもぜひ、みなさんの家族との、普段の何でもないような時間たちを大切にしてくださいね!

 

また、もし本件で質問(?)などありましたら、ぜひTwitterInstagramから気軽に連絡ください!

ただし、犬の様子がいつもと違うような場合は、基本的にはなるべく早くまず動物病院に行き、有資格者の医療行為を経た診断を受け取ってくださいね!