犬にも花粉症はあります〜対処法9つを紹介!
関東は晴天が続いています。
なんだか気になるくしゃみが、なんだか増えてきたような気がします。
ここでふと気になったのは、「犬にも花粉症ってあるのかな?」
調べてみました。
このコンテンツは、病院や医師の記事をもとに作成しています^^
- 結論:犬にも花粉症はあります
- 犬の花粉症の4大症状
- 花粉症の症状が出やすい犬種
- 愛犬が花粉症のときの対処法9つ
- 犬の花粉症への対処法1:お散歩や外出は、花粉が飛びにくい時間帯にする
- 犬の花粉症への対処法2:窓を開けない〜花粉を家の中に入れない
- 犬の花粉症への対処法3:お散歩後は毛や体を拭いてあげる
- 犬の花粉症への対処法4:人間が花粉を持ち込まない〜花粉を家の中に入れない
- 犬の花粉症への対処法5:家の中に入ってしまった花粉をなくす!(空気清浄機、掃除)
- 犬の花粉症への対処法6:お散歩の時に花粉がつかないようにしてあげる〜洋服を着る
- 犬の花粉症への対処法7:ベランダに出さない
- 犬の花粉症への対処法8:野菜、果物、穀物などの犬によってはアレルギーが出る食材を与えない
- 犬の花粉症への対処法9:皮膚症状は獣医師に相談する〜OKが出ればシャンプーの回数を増やすなど
- 我が家の花粉症事情
結論:犬にも花粉症はあります
まず結論から、犬にも花粉症はあります。
論拠として、動物病院の意見を調べてみました。
いくつかの動物病院が「犬にも花粉症がある」と明言していることを確認しました。ちなみに猫にも花粉症があるそうです。
(他にもたくさんの獣医師さんの意見がありましたよ!とりあえず3つの病院を順不同で掲載しました)
犬の花粉症の4大症状
犬の花粉症の症状1:皮膚に症状が出る
皮膚が赤くなる、フケが出る、ベタつきが出る、毛が抜けるなどの皮膚の症状が出ます。
犬の花粉症の症状2:かゆみが出る、肌をかきすぎて毛が抜ける
肌が痒くなり、かいてもかいてもかゆいため、毛が抜けてしまいます。
犬の花粉症の症状3:くしゃみ、鼻水
人間の花粉症では代表的な症状です。犬はあまり発症しない症状ですが、「発症しない症状」というわけではなく、くしゃみ鼻水症状が出る犬のいるそうです。
犬の花粉症の症状4:消化器の症状に伴う下痢や嘔吐
ウンチがゆる〜苦なる下痢や、吐いてしまいます。
犬の花粉症の症状その他:目の充血、鼻水
犬でも目が充血したり、鼻水が出たり、人間と同じような症状が出ることもあります。
花粉症の症状が出やすい犬種
症状が出やすい犬種がいます。
愛犬が当てはまる人は注意してあげたほうがいいですね。
具体的にどう注意してあげたほうがいいのかどうかは、後ほど書きますね!
・コッカースパニエル(アメリカンコッカースパニエル、イングリッシュコッカースパニエル)
・イングリッシュスプリンガースパニエル
・ウエストハイランドホワイトテリア(ウェスティ)
・キャバリア(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)
・シーズー
・シェルティ(シェットランドシープドッグ)
・柴犬
・ビーグル
愛犬が花粉症のときの対処法9つ
どうしてあげたらいいのでしょうか。対処法を1つずつ試してあげて、暮らしやすくしてあげたいですね。
犬の花粉症への対処法1:お散歩や外出は、花粉が飛びにくい時間帯にする
環境省の発行している文書では、「花粉の多い日」として、以下のように紹介しています。
① 晴れて、気温が高い日
② 空気が乾燥して、風が強い日
③ 雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いたあと
また、「花粉の多い時間帯」として、以下のように紹介しています。
一般的には昼前後と日没後に多くなっています。
これをまとめると、花粉が少ない、お散歩に絶好のタイミングは
・晴れていない
・気温が低い
・空気に適度に湿気がある
・風が少ない
・雨が降る前
・気温が高くなる前の
・朝〜午前中
ということになります!なんとも難しいタイミングです。
とりあえずお散歩は夜よりも朝にしてあげるほうが良さそうです。
犬の花粉症への対処法2:窓を開けない〜花粉を家の中に入れない
窓を開けると、外気とともに花粉も入ってきてしまいます。
窓を開けないようにします。
犬の花粉症への対処法3:お散歩後は毛や体を拭いてあげる
お散歩の後に、体についた花粉を落としてあげます。
しかしその時にブラッシングをすると、花粉が舞い上がってしまいます。
掃除機と同じ考え方です。
濡らしたタオルなどで体についた花粉を拭き取ってあげます。
犬の花粉症への対処法4:人間が花粉を持ち込まない〜花粉を家の中に入れない
犬がお散歩の後に花粉を拭き取ったら、人間の体についた花粉も落とします。
コート、靴、頭などについた花粉を落として、部屋の中に入らないようにしましょう。
犬の花粉症への対処法5:家の中に入ってしまった花粉をなくす!(空気清浄機、掃除)
空気清浄機を使って花粉を除去し、こまめに掃除をして部屋の中の花粉を取り去りましょう。最もいいのは、バタバタさせない雑巾での水拭きです。
乾燥した掃除用品、例えばドライクイックルワイパーシートみたいなものは花粉を除去しきれません。
掃除機も良くないんです、空気を使って吸引するので空気の力で花粉が舞い上がってしまうためNGです。
犬の目線は人間よりも低く床に近いです。
床に寝転んで、頭や鼻を床につけて、上目遣いで人間を見上げるような仕草も、とっても可愛いです。でも、床に花粉が落ちていたら?
床に溜まっている汚れはこまめに掃除して、日頃から清潔な場所を作ってあげたいものです。
こまめに掃除して取り去ってあげたいですね。
犬の花粉症への対処法6:お散歩の時に花粉がつかないようにしてあげる〜洋服を着る
洋服の素材は花粉がつきにくい素材を選びましょう。
ツルツルっとした化繊の素材は花粉がつきにくいです。
しかし、化学繊維や天然繊維などお洋服の素材で迷う時や、皮膚症状が出てしまっている犬の場合は、着せる時に担当医師に確認したほうがいいですね。
例えば人間でも、化繊の服を着ることで肌の乾燥に拍車がかかって痒みが増すとか、ヒートテックは化繊だから乾燥して痒いとか、そういう症状が出る人もいますよね。
犬の花粉症への対処法7:ベランダに出さない
ベランダで外気に触れると、花粉を吸い込んでしまいます。ベランダにも出さないようにしてあげてください。
犬の花粉症への対処法8:野菜、果物、穀物などの犬によってはアレルギーが出る食材を与えない
アレルギー症状と野菜や果物には関連があるという意見もあります。
アレルギー症状の原因がわからないのに食事にも気を使うのは大変ですが、例えばアレルギーをを持つ犬用のフードなどに変えることで、花粉症の症状にも何らかの変化や、症状が悪化しないなどの変化が見られるかもしれません。
犬の花粉症への対処法9:皮膚症状は獣医師に相談する〜OKが出ればシャンプーの回数を増やすなど
皮膚の症状は塗り薬があったほうが楽になったり、目の充血は目薬の方が楽になったり、人間と同じです。
獣医師に相談して、問題がなければ、体についた花粉を落とす意味でシャンプーもしくはシャワーを増やしてあげるといいでしょう。
我が家の花粉症事情
わたしは花粉症ではありません。
しかし父親がひどい花粉症持ちなので、なんの根拠もありませんが「いつかわたしにも花粉症が発症するのではないか?」と危機感を持っています。
また、パートナーはひどい花粉症です。
愛犬は私たちの赤ちゃんではないので、パートナーのアレルギーが遺伝したり、なんてことは決して起きません。笑
ただ、愛犬のお父さんのゴールデンレトリーバーは穀物アレルギーがあります。
小麦製品や小麦が使われたものは食べません。
そのアレルギー体質を我が家の愛犬も引き継いでいるのかな〜と思うと
愛犬になんらかのアレルギー症状が出る可能性もあるなと見ています。
普段から慎重に様子を観察しています。
愛犬は3月生まれ、2019年の春は彼女にとっての初めての春のようなものです。
花粉症が発症する可能性もあると思っているので、引き続き慎重に観察してあげたいと思います。
パートナーの花粉症を気にかけてあげつつ、愛犬の様子も気にしてあげるわたしの忙しさ。笑
がんばります!
皆さんも家族の犬たちの症状を観察してあげて、「花粉症かも?」と思ったら早めに担当の獣医師さんに見てもらい、
日々暮らしやすくなるようにケアして配慮してあげましょう〜!