犬ブログ

ゴールダー(ゴールデンレトリーバー×ボーダーコリー)の成長記録と、犬について調べたこと、知ったこと。

【犬のリードの選び方】我が家は2種類、短いリードとクライミングロープ

犬のリード選びで迷って1年。

ようやく紆余曲折を経て、今のベストなリードにたどり着きました!

 

あくまでも我が家の選び方と事例ですが

・他の家はどうやって選んでいるの?(特に今流行していない中型犬〜大型犬)

・初めて犬を飼う

・選び方がわからない

このような方は、何かの参考になるかもしれません。

 

 

試行錯誤した結果の結論2つ

・とても丈夫な短めリード

・クライミングロープ

 

以上2つのリードを使い分けています!

使い分けの方法も解説します。

 

我が家の愛犬のスペック

・父犬はゴールデンレトリーバー

・母犬はボーダーコリー

・体重21キロ

・歩くのも走るのも大好き

・まだなかなか「ツケ」はパーフェクトにはできない

 

試行錯誤したからわかった、犬のリード選びのポイント5つ

犬 リード (左に見える黒いリードが短いリードです)

犬 リード (左に見える黒いリードが短いリードです)

1.中型犬をしっかりしつけるなら短めリード!

お散歩デビューのタイミングで、1m程度のリードを購入しました。

モンベルというアウトドア用品のお店で取り扱っている、アメリオレゴン州で生まれた「ラフウェア」という犬用品のブランドでリードを買いました。

 

購入した時はパートナーに「短すぎるんじゃない?」「もっと長いリードで自由に歩かせてあげた方がいいんじゃない」と言われましたが、結局この短いリードが1番活躍しています。

 

絶対に伸びないため、暴れん坊の中型犬である我が家の愛犬を無理矢理にでも人間の真横に付けることができます。飼い主が短く持てば持つほど、無理矢理にでも「ツケ」ができます。

 

このリードを使ってしつけ始めた最初の頃は、愛犬が暴れるほど、短いリードなのでリードを握るこちらにも愛犬の動きがダイレクトに伝わって非常に疲れてしまっていました。

 

愛犬も「歩きたい、歩きたい!」と全く言うことを聞かず、握るこちらも疲れるばかり。

 

しかしこの「無理矢理にでも『つけ』をせざるを得ない短いリード」だったからこそ、暴れん坊の中型犬である愛犬も、1歳数ヶ月という早い段階である程度落ち着いて歩けるようになったのではないか!?と思っています。

2.小型犬は、むしろ多少長めのリードでもいいかも、でもしつけるなら短めで

小型犬を飼ったことがないのですが、小型犬はかわいらしいリードや、かっこいいリードなど、機能性よりも見た目で選んでもいいのかな?と思います。

 

引っ張る力の強さが想像できる、小型犬1頭の力なら人間でも抑えられるくらいなので、短めリードではなく、長めのリードでもいいかもしれません。

 

しかししっかりしつけたいのであれば、小型犬が自由に歩きやすい長めのリードよりも、短めリードの方がしつけはしやすいと思います。

 

また、走りたい欲が強い小型犬、力が強めで中型犬に近い体格の小型犬などは、わたしは「短めのリード」をおすすめします。短い方が人間の力もかかりやすく、握っている飼い主にも遠心力が効かないのでリードに体が持っていかれるようなこともありません。

3.伸縮タイプのリードは、使うなら公園で付け替えるのがベスト

中型犬で走り回る、力が強いタイプの犬に、伸縮タイプのリードはおすすめしません。使うなら生後半年前後までだと思います。

 

中型犬はだんだん力が強くなるので、伸縮タイプのリードを壊します。ストッパーが効かなくなります。我が家は壊れました。

壊れたのが公園だったのでよかったですが、道の真ん中で伸縮タイプ(巻き取るようなリード)が壊れてしまって道路に飛び出して事故になっていたら...と考えると今でもゾッとします。

 

中型犬は、道を歩くときは短めリード、公園に着いたら伸縮タイプのリードに付け替える使い方がおすすめです!

4.リード選びは丈夫さ>おしゃれ(特に中型犬)

中型犬のリードは、見た目よりも丈夫さで選んだ方がいいです。

 

我が家の愛犬は父犬が大型犬、母犬が中型犬なので体格がどう成長するか未知数だったこと、成長が緩やかだったことから、伸縮リードを使用していた時期もありました。人間にとって使いやすかったんです。

走らせてあげることもでき、ボタンひとつで短くすることもでき、とても便利な伸縮リード!

しかしどんどん力が強くなっていく愛犬に、3個ほどの伸縮リードを壊されました...笑

 

「人間にとって使いやすいリードよりも、完全に丈夫なリードじゃないと無理だ!壊される!」という結論に至りました。

 

革のリードや、おしゃれな細い紐のリードなどは論外です。

散歩中に壊れることが目に見えている...!

おしゃれさで選んだことはありません。

絶対に壊れないんじゃないかな、と思える強そうなリードを選んでいます。

 

中型犬の力は、大型犬の力と同じくらいだろうと仮定して、リードだけでなくおもちゃや他のものも、大型犬向きのプロダクトを使うようにしています。

 

5.大切なのはリードと、「リードをどこにつけるか」

 

 

犬はサイズに関わらず走るのが大好き!

 

なので、お散歩中に走りたがるワンコは多いですよね。

我が家の愛犬もそうです。

最初は首輪にリードをつけていましたが、あまりに引っ張って自分で自分の首を苦しめているので、ベスト型(ハーネス型)のものを着用させて、そこにリードをつけるようにしています。

引っ張りが強すぎて首を締め付けすぎて息ができなくなってしまっていること、人に噛み付いたり他の犬に噛み付いたりする可能性がほぼないと考えていることから、愛犬の首への負担を考えて、ベスト型(ハーネス型)を選びました。

 

首への負担と犬の性格を考えて、リードをどこにつけるか考えた方がいいです。

 

大型犬や、気性が強めといわれる犬種は、首をしっかり締め付けるタイプの首輪の方が向いているのかもしれません。正直このあたりの知識はないのでわかりません。

 

首をしっかり締め付けるタイプの首輪を使うことも、検討しました。

しかし1歳3ヶ月の現在、ベスト型(ハーネス型)のものを着用させて、散歩中にしっかり声をかけながら歩いています。今後、首をしっかり締め付けるタイプの首輪を使う可能性もあります。

しかし首輪にリードをつけると首や背骨へ負担が大きいため、ボーダーコリー寄りの「軽快に走り出そうとしてしまう(しかし人に噛み付いたりはしないタイプ)の、我が家の犬」には今のところ使用していません。

 

我が家で使っているリード2種類

1.短めリード

 

ナイロン製の、クライミングロープで使われるロープ(縄)を使って作られているアメリカ製のリードです。

 

アメリカは日本よりも大きな体格の犬が買われることが多いからか、おもちゃにしてもリードや犬用品にしても、丈夫でたくましい製品が多い気がします。

また、日本よりも犬に対してフレンドリーな社会なので、犬用の製品も非常に色々あるようです!日本よりも、予防薬なども手軽に手に入りますし、安いです。

 

ラフウェアのリードを1年以上使っています。

少し縄の表面が毛羽立ってきたものの、まだまだ丈夫で、ほつれたりダメになったりする様子は今のところ見られません。

 

2.クライミングロープ

 

 

「え...!?」と思われる方もいるかもしれません笑

ライミングロープ(20mくらい?)のものを使っています。

ネット通販で買いました!

 

ライミングロープは、公園でノーリードにしないために買いました。

基本的にドッグラン以外の場所でリードを外すのは危険なことですし、基本的に犬をリードから話すことを認めていない公園がほとんどです。

そのような公園で、愛犬が走り回ることができるように、クライミングロープを買いました。

ロープの両端にはかなり丈夫で大きなカラビナがついています。

片方のカラビナを愛犬のハーネスに装着し、もう片方のカラビナを短めリードに装着して、超ロングリードのようにして使っています。

 

20mは相当長いので、中型犬の愛犬でもぴょんぴょん走り回ることができ、楽しそうです!

もちろん、お友達の犬と走り回ると、方向を間違えて絡まることも多々あります。笑

 

ライミングロープは犬のリードとしてどうなの?ポイント3つ

1.丈夫で頑丈で、切れることはなさそう!

もちろん、山登り用の道具なので、途中で切れて犬が脱走...という事件には発展しないと思います。とにかく丈夫です。

 

2.重いので、持ち運びは大変

いつも行く公園に持ち運んでいますが、重いです!けっこうしっかり重量があります。

丈夫なクライミングロープなので、当然ですね。

 

L.L.Beanのトートバックなどにガサッと突っ込んで、車で公園に行く」、こんな車を活用した犬ライフを送っている方なら全く問題ない重さだと思います!

 

3.ロープのコントロールは難しい

ロープの長さぶんだけ走り回ることができるため、ロープの制御は飼い主が頑張らなくてはいけません。

しかしロープには伸縮リードのような巻き取りなどの機能は一切ないため、

握っている時に愛犬が「ガーーーーッ!!」と走り回ってロープで手を痛めたことが何度があります。

 

我が家のこれまで試したリードの中で、失敗したリード

伸縮性リード

失敗したのは、愛犬の力が強すぎるからか、リードが丈夫ではなかったからか?

伸縮性リードを3つほどダメにしました。

 

伸縮性リードが壊れた理由

・愛犬が噛んで切れそうになった

・ストッパーがかからなくなった

・巻き取りができなくなった

以上3つです。3つともダメになる理由がそれぞれ違うのは面白いですね。

 

愛犬が生後1年未満のときに3種類の伸縮性リードを試しました!

 

1つ目は、噛むのが大好きな愛犬がガジガジとリボンテープ状の部分をすり潰すように噛んで、切れそうなくらいもろくなってダメになりました。

2つ目は、ストッパーがかからなくなり、3つ目は巻き取り機能がダメになりました。

 

多分、同じ中型犬でも、コーギーのように「走るのが好きだけど、全力疾走しても人間がなんとかついていける」ような犬種であれば

伸縮性リードでも大丈夫だと思います。

というのも、我が家の愛犬と仲良くしてくれている、

月齢も近いコーギーの男の子はいつも伸縮リードで遊んでいるためです。(そのとき、うちの犬はクライミングロープにつながっています)

 

伸縮性リードは、引っ張って暴れまくる力の強い中型犬には向きません。

同じような大型犬にも向かないと思います。

しかし、「ツケ」など、しつけがきいてコントロールができるようになった月齢の中型犬なら、伸縮性リードも良いのでは!?と思います。

 

我が家が試したことがないため勝手なことは言えませんが、きちんとしつけができ、引っ張らない分別のある犬であれば使えるのでは。

我が家はまだまだ暴れたい走りたい盛りなので全然ダメです。

また壊すと思うので、使うとしても数年後でしょうか。

 

と、長くなりましたが、我が家のリード事情でした!

みなさまの愛犬ライフ、リード選びの参考になりますように。