犬ブログ

ゴールダー(ゴールデンレトリーバー×ボーダーコリー)の成長記録と、犬について調べたこと、知ったこと。

犬がヒート中におしっこのコントロールが効かなくなる話

我が家の愛犬は女の子です。

避妊手術をしていないため、一定期間するとヒート(生理)がやってくるのですが、生理前におしっこのコントトロールが効かなくなってしまいます。

 

おしっこのコントロールが効かない=つまり何が起きるの?

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犬 おしっこ

我が家で起きている大惨事は主に2つ。

1.家族の帰宅時におしっこをしてしまう。

2.寝ている間に無意識におしっこをしてしまう。

この2つです。

 

1.家族の帰宅時におしっこをしてしまう。

直径25cmくらいのおしっこの水たまりができるレベルで、それまでに溜めていたおしっこを全て出し切ってしまいます。

もちろん生後数ヶ月の時は、家族が10分外出しただけでも毎日ウレションしていました。おしっこがピー!と飛び出してスプラッシュする感じ...。

生後数ヶ月の赤ちゃんなので、仕方がないかと思っていました。

1歳を超えてからは、6時間程度の留守番時にしかウレションをしない&ほとんどなくなっていたので気にしていませんでした。

まあ、1歳を超えてもたまにしてしまうぶんには仕方がないんじゃないかな、人間じゃないし。そのくらいで考えていました。

 

2.寝ている間に無意識におしっこをしてしまう。

おしっこについての様子が変わったのは、前回の3回目のヒートの時。

なんだか気になって、寝室の床で寝ていたはずの愛犬にふと目を向けると、寝室に呆然と立ち尽くしていたので何かと思ったら、おしっこをしたようで、床はおしっこ、下半身はおしっこで濡れていました。

普通に起きておしっこをしていたとしたら、下半身が濡れるはずがない。

また、彼女は寝ていたはず。

私は「あ、無意識でおしっこをしたんだ」と思いました。

 

その時はすぐにおしっこを拭いて、彼女の下半身を洗って、原因を考えました。

正直わかりませんでしたが、そのあとにすぐヒートが来て、「ああ、これが理由なんじゃないか?」と考えました。

 

避妊手術はやめようと思っています

1歳7ヶ月の愛犬はまだ避妊手術をしていません。

そして、調べた結果、しないでおこうかと思っています。

避妊手術のデメリットに失禁があるためです。

 

犬の避妊手術のデメリット

1.肥満になる

2.ホルモンバランスが崩れて、脱毛症や尿失禁が起きる

3.妊娠出産ができなくなる

4.手術の麻酔などの影響

他にも「ドッグショーに出場できなくなる」というデメリットもありますが、我が家の愛犬はドッグショーに出ることは考えておりません。

今回が4回目のヒートなので、このあとに避妊手術をしても、乳腺炎や卵巣の病気の予防目的での避妊手術は、ほとんど意味をなしません。また、あと1年もすれば2歳半を超えてしまうため同じく避妊手術をしても、彼女が未来に起きるかもしれない病気を予防することにはなりません。

私が懸念したデメリットは1と2です。

 

1.肥満になる

うちの愛犬の母親犬は、出産後に避妊手術をして、激太りしました。

ボーダーコリー???と思うほどの太りようでした。

食も太くなり、ご飯をあげた後でも食べたいと鳴くのだそうです。

うちの愛犬も、母親犬に似て、肥満になる傾向が強いのではないかと思っています。(しかしこれは私が「思っている」というだけで、遺伝子検査などをしたわけではありません)

 

2.ホルモンバランスが崩れて、脱毛症や尿失禁が起きる

正直、愛犬の失禁の様子を見ていて「避妊手術をしたら、さらに悪化するのではないか?」と思いました。

もしくは回復する可能性もある(?)のかもしれませんが、すでにある失禁症状が、手術を経て快復する、なくなることはあるのでしょうか。むしろ悪化しそうな気がします。

これももちろん主観です。失禁についてのことは詳しく調べていませんが、「避妊手術をしないと失禁する、手術をしたら失禁症状が治まる」といった論文などを見つけることはできていません。

あくまでも主観で、すでにある失禁症状が、悪化するのではないかと思っています。

 

あとは、生後6ヶ月の時に避妊手術を検討した時に、獣医さんに「後ろ足が成長しきってから検討したほうがいいです」とアドバイスをいただいた時に、メリットとデメリットを比較しました。

 

www.golden-border.com

避妊手術をしていれば子宮蓄膿症 は100%防げる、子宮蓄膿症になる確率は15%, そのあたりの「避妊手術をしていれば防げる病気」についても調べました。

獣医さんによっては「避妊手術推進」「特別勧めることはしない」という2パターンに分かれることも学びました。

 

なぜこの記事を書こうと思ったのかというと。

今朝5時に彼が飛び起きて、ベッドを確認すると愛犬が私たちのベッドの上でおしっこをしていて、それを必死に舐めていたそう。

それに気づいた彼が私を叩き起こしたんですね。

失禁、しかも我々のベッドですよ(涙)

ベッドパッドを防水にしておいてよかった、と心から思いました。

そのまま起きてもよかったのですが、シーツを剥ぎ取って、数時間また寝て、今は朝からシーツを洗濯しています。

彼はとても怒っていましたが、私は「まただ」と思いました。

この子にとって、寝ている間の失禁は2回目です。

もっと調べたり、獣医師に相談したりしようと思っています。